準備する教具・備品

 

教科書ーレッスンポイントⅠ

 
 

3.準備する教具・備品

レッスン前に、使う教具・備品を忘れ物のないように、準備しましょう。

レッスンCD、教具セットのほか、CDデッキ、フラッシュカード、
カリキュラムに合わせて、絵本やお絵描きセット、パラバルーン、
ペープサート、ホワイトボート、ホワイトマーカー、プリント教材等を
用意します。

準備した教具・備品を置くときの注意点があります。

まず、CDデッキは、机や棚の上など安定のいい所に置きます。

このとき、音の聴こえ、響きをよく確認してください。

デッキが床の振動で動いていないか。
音は、部屋の隅々まで届く音量で、きれいに聴こえていているか。

リトピュアのレッスンは、音楽が重要ですので、事前に必ず確認をして
ください。

次に、講師用教具セットです。

講師用教具セットは、子どもの手が届かない机の上に置き、
出し入れがしやすいように、常に美しく整えます。

常に整えられた状態で、机の上に置きましょう。

レッスン中に使った後も、元に戻す習慣をつけてください。

たとえば、フラッシュカードが終わって、机の上に置きっ放しにすると、
どうなるでしょう。

・教具への愛着を伝えられない。
・子どもの意識がフラッシュカードにいき、集中が途切れる。
・好奇心旺盛な子どもが手に触れ、カードがバラバラになり
次のクラスのレッスンへの流れがスムーズでなくなる。

教具を使ったあとは、子どもの目に触れない、定位置に戻すことを
意識し、習慣づけましょう。

教具の大切さは、言葉で伝えるだけではなく、先生自身が教具を
大切に扱っていることからも伝わります。

指導動画の中で実際に先生が行っている、フラッシュカードを持ってきたり、戻して絵本と交換したりの場面があります。
(※動画5.キッズ 「カードはじまりの歌」、6.キッズ 「お話はじまりの歌」参照)

よく観て、実践してください。

また、会場環境によっては、机や棚がない場合もあります。

どうしても、床に直置きする場合には、ママパパの協力も必要です。

特に、子どもがデッキに触れることのないよう、誘導していただきましょう。

 
 

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