リトピュア教具セット

 

教科書ーレッスンポイントⅠ

 
 

2.リトピュア教具セット

リトピュアのレッスンは、リトピュア教具セットを使って行います。
代用品は使用してはいけません。

入会者には、入会金をいただいた際に
リトピュアが先生にお預けしているリトピュア教具セットを
ご入会プレゼントとしてお渡ししましょう。

■入会プレゼントのリトピュア教具セット

・入会プレゼントの教具セットは
10セットずつ、リトピュアから
先生にお預けします。
・先生は、お手元で管理保管して
入会者にお渡しください。

※名札は、先生が名前を書いて
お渡しするために、セットの袋には
入っていません。別包みにてお渡しします。

入会のときに、一人ひとり、教具セットを
「リトピュアからのご入会プレゼントです」と
言ってお渡します。

他のリトピュア教室(認定・直営)からの移動や兄弟がリトピュア卒業生で
すでにリトピュア教具セットを持っている場合は、そのままお使いいただいて
構いません。

その際、破損や不足している教具は、購入いただくことができます。

キャラクターリズムカード(10枚)、カラーボード(4色4枚)、
ポンポン(4色4つ)それぞれを1商品として販売しています。

購入の際は、1商品を購入いただきます。
わんくんのカードだけや、赤だけなどのバラ売りはできません。

※お預けする教具セットは、レッスン報告書に在庫を記載してください。
入会状況を見て新たな教具セットの発送準備をしますが
入会予定があり在庫が不足しそうな場合は、急ぎお知らせください。

■リトピュア教具セット
(1)キャラクターリズムカード(6種類10枚)
※わんくん4 ちゅちゅちゃん2 ほか各1 合計10枚
※カットされた紐 10本
(2) カラーボード 
※赤・青・黄・緑 各色1枚 合計4枚
(3)ポンポン ※名前シール付
※赤・青・黄・緑 各色1個 合計4個
(4)タンバリン
(5)リトピュアノート
(6)名札
(7)教具バッグ

このリトピュア教具セットを入会時にお渡しをします。
そして次回までに、すべてにお名前をフルネームで記入して
いただくようお伝えしましょう。
※セットに取扱説明書を入れてあります。

■体験者に貸し出す教具セット

・体験者に貸し出す教具セットは、
講師が備品として準備しておきましょう

・体験料をいただいたあと
体験者にお貸出ししてください。

(1)キャラクターリズムカード

キャラクターリズムカードは、6種類、10枚です。

わんくんは4枚、ちゅちゅちゃんは2枚、
ぱっかくん、もおくん、があおくん、ぱあおんくんは、1枚ずつです。

セットの紐をつけて、首にかけられるようにします。
1枚ずつ、10枚ともです。

■紐をつけたキャラクターリズムカード

セットに入っている紐10本は、カットされています。
片方の端をギリギリのところで結び、穴に通した後、もう片方の端を結ぶと
ちょうどよい長さになります。

首にかけて行うカリキュラムがあります。
紐を通していない場合は、お声かけをして準備していただきましょう。

(2)カラーボード

カラーボードは、赤・青・黄・緑の4色、4枚です。

子どもの手にちょうどいいサイズ、そして口にしても
安全な素材でできています。

名前は、ボード1枚1枚エンボス加工のロゴがない、
ボードの下部に書いていただきます。

■カラーボード 

(3)ポンポン

ポンポンは、赤・青・黄・緑の4色、4個です。

裂いていない状態でセットされています。
ママに、お子さんと一緒に、裂いていただくよう伝えます。

次のレッスンまでに、一度に全色全部、裂く必要はありません。

お子さんと裂き、少しずつ変化していくところが楽しみな点です。
指先を使う知育でもあります。

お子さんと一緒に楽しんでもらうように、お話しましょう。

名前は、持ち手の縛っている部分にセットの名前シールに名前をかいて
貼っていただきます。

■ポンポン

(4)タンバリン

リトピュアのキャラクターたちがいるタンバリンです。

裏の白い部分に、名前を書きます。

子どもの手にちょうどいいサイズです。

このタンバリンには金属部分があります。
ベビーはこの部分を口に入れて、確かめることが多いです。

錆が発生しやすいので、ママパパにレッスンの後、よく拭いて
乾燥していただくよう伝えましょう。

また、継続しているお子さんや、元気に動かしている1、2歳児の
タンバリンの金属部分には、稀に金属疲労が出てくることもあります。

錆や亀裂が見られたときには、購入をお勧めしましょう。

■タンバリン 

 
 
 
 

(5)リトピュアノート

リトピュアノートには、子どもがレッスンシールを貼るスペースと
ママパパが感じていることを書くスペースと、先生がメッセージを書く
スペースがあります。

子どもが毎回、レッスンのはじまりに、リトピュアシールを選び、
リトピュアノートに貼ります。

■リトピュアノート

リトピュアシールは、1シート(72片)そのままでは、子どもには大きいので、
2列ずつ切って用意しておきます。

1個ずつに切ってしまうと、つまむ部分が少なくなり、子どもが一人で
シールをはがしにくくなります。

シールは、キャラクター、音符とも見せ、子ども自らどれにしようかと
選ぶよう声をかけます。

■リトピュアシール

ママパパにも、「どのシールにする?」と声をかけてもらって、子どもが
自分で選び、貼れるよう促します。

これは、ベビーちゃんも同様です。

貼る場所は、ノートのシール用に空いている部分でなくても構いません。
子どもが、どこにどのように貼るかを見守ります。

キャラクターの上にその音符のシールを貼るなど、子どもの「できた!」を
見逃さないようにしましょう。

そして、貼ったところに、その日の日付を書いていただくよう、
ママパパに伝えます。

ママパパには、レッスンのときに気づいたこと、うれしかったこと、
お家での変化、などを書いていただきます。

リトピュアノートは、ママパパがお子さんの成長を記録するものである
と同時に、先生とのコミュニケーションがとれるものです。

月に1度集める以外にも、ママパパたちに、いつでも自由に出してもらって
構いません。

日頃レッスンではお話されないことを、のーとには書いてくれるママパパも
います。

ママパパが出してくれたら、先生はメッセージを書いて、お返ししましょう。

ママパパの声は、ブログのお客様の声(感想)として使用することも
できます。
ママパパが、リトピュアノートに書かれた言葉は、記録しておきましょう。

(6)名札

名札は、入会者に先生が名前を書いてお渡しするため、
教具セットの袋には入っていません。

入会の日に、名前を書いておき、教具セットとともにお渡しします。

名前は、フルネーム、ひらがなで、横書きで、丁寧にはっきりと書きましょう。

洋服を傷めないクリップタイプのオリジナルの名札です。

クリップは、曲げると開きます。
洋服の生地を水平にして、クリップに挟みまっすぐにすると
名札が下にさがります。

(7)レッスンバッグ

教具がすべて入る、子どもが持ちやすく、
自立して中が見やすく、子どもが一人でも教具出し入れしやすい
オリジナルの教具バッグです。

内側に名前を書く部分があります。

【レッスン中、気をつけること】

【レッスン中、気をつけること】

■教具を取り出すとき

タンバリンを出す場面で先生は、ママパパに
「レッスンバッグを広げて、タンバリンが見えるようにしてください」と
声をかけます。

そして、ママパパから子どもに「タンバリンはどこかな?」と声をかけるよう
促します。

こうすることで、子どもは、自分でタンバリンを探せた「できた!」を
実感することができます。

このとき、子どもがタンバリンではなく、ポンポンを出してもいいのです。

「ポンポンあったね~」「ポンポン見つけたの?」と選べたことを否定せず
褒めます。

そして「タンバリンもみつけられるかな」と声をかけます。

ママパパが、サッと出してお子さんに渡さないように、
バッグを広げていただくこと、声をかけていただくことを毎回、促しましょう。

■教具を口にしているとき
ベビーちゃんが、教具を口に入れている姿はよく観られます。

危ない状況でなければ、ママパパが、すぐに取り上げないよう注意
しましょう。

交換が必要な場合は、先に交換するものを渡します。

口にすること自体は、ベビーちゃんが興味を持ったものを確かめようと
して起こす行動で、悪いことではありません。

けれども、キャラクターリズムカードは、紙でできているので、
ずっと口にしていると、柔らかくなったり、ちぎれやすくなったりします。

状況をみて、交換を促すなど、対応しましょう。

【レッスン後、行うこと】

体験者に貸し出しした教具は、毎回、汚れ、破損、不足がないか
レッスン後に確認をします。

そして、次の体験の方が気持ちよく使えるよう
消毒液を使って拭き、清潔にしておきましょう。

 
 

本書の著作権は、リトピュアにあります。
本書の無断複写・複製は禁じられています。
リトピュアカリキュラムの無断使用は、いかなる場合でも認められません。

 

コピー禁止です