体験当日にすること
教科書ー入会に導く
5.体験当日にすること
まず、レッスンの準備を確認します。
レッスンで必要なもの、全てそろっていますか。
体験者の名札、教具セット、体験後にご記入いただくアンケート用紙、
ボールペン、おつりの用意などができているか、「レッスン準備チェックリスト」をつくり、確認をしましょう。
講師セットは、出しやすく、見た目も美しく 整理されていますか。
こうした確認は、体験のときはもちろん、日々のレッスンでも行います。
ご参加の皆さんに楽しんでいただくために、習慣にしましょう。
【レッスン準備 チェックリスト 例】
※【レッスン準備 チェックリスト 例】は、以下の図をクリックしてダウンロードしてください。
(1) レッスン前
教室にいらしたら、すぐ近くに行って声をかけましょう。
子どもへの声かけは、様子をよく観ながら行います。
次のようなことは、行わないように注意しましょう。
・大きな声で話す
・急に近づく
・いきなり頭をなでる
・いきなり身体を触れる
・いきなり抱っこする
特に電話で「人見知りなんです」と言われている場合には、より配慮します。
ここで大事なのは、ママパパと仲良しになることです。
人見知りの子どもでも、ママパパと仲良しの人には、安心感を持ちます。
ママパパとお話しながら、子どもとも目を合わせていきましょう。
このとき先生の位置は、ママパパの近く、正面ではなく、やや斜め前です。
こんなふうに声をかけましょう
「(姓)さんですか、お待ちしていました。
(お子さんの名前)ちゃん、こんにちは。」
笑顔で、はっきりした声がいいですね。
このとき、大きな声にならないように気をつけましょう。
部屋に一緒に入り、お子さんの名前を言って、クラスの方に紹介します。
「今日、体験の(お子さんの名前)ちゃんです。 ●ヵ月さんですよ。
(別のお子さんの名前)ちゃんと近いかな~」
月齢の近いお子さんを紹介して、お話するきっかけを作るといいでしょう。
体験の手続き(受付記入、体験料受け取り)をし、教具セットを貸し出します。
「リトピュアレッスンで使う教具セットです。
今日は、こちらを使ってくださいね。」
「レッスン中、(お子さんの名前)ちゃんが手にしたい教具を持っていていいんですよ。
タンバリンを持つときに、ポンポンを持っていてもいいんですよ~」
先生や他の子と、「一緒でなくてはいけない」と思っているママパパが多いです。
先にこのことをお話しておくと、ママパパがレッスン中、無理やり「先生と同じ教具に変えなくては」と思うことがなくなり、楽しく参加いただけます。
また、レッスン中に、写真を撮ること、ブログに掲載することの承諾を得ます。
1.「レッスン中、(お子さんの名前)ちゃんのかわいい様子、写真に撮らせて
いただきますね。教室ブログでご紹介させていただくこともあります。」
と言い、このとき、
戸惑う様子が感じられるときは、すぐに、
「お写真とお名前の一致はありません。」(名札は見えないように掲載する)
と言い添えます。
2.それでも、「いえ、顔は…」と言われた場合には、
相手の様子をみて
3. 「そうですか。では、クラス全体の雰囲気として、後ろ姿とか、小さくだったら
いいですか。」
と聞いてみてもいいです。
それでも「いえ写真は・・・」と言われた場合には、
「そうですか。わかりました。掲載しませんね。」とすぐに言いましょう。
写真は出したくないと、決めている親御さんもいらっしゃいます。
無理にという感じにならないように、相手の気持ちを察してお話しましょう。
他の親子さんの楽しそうな姿が出ているのを見て、
後から掲載OKしてくださる場合もあります。
(2) レッスン中
レッスン中、体験の子どもの名前を何度も声に出します。
たとえば、「(お子さんの名前)ちゃん、よく見ていたね。」
「(お子さんの名前)ちゃん、タンバリン持てたね。」
言葉がけするときに、子どもの名前を添えます。
1、2回ではありません。
何度も何度も、5回から10回は、呼びかけましょう。
また、ママパパがどう動けばいいか、早目早目に伝えましょう。
そして、レッスンのねらいを明確に伝え、子どもにどういう効果があるかが、
わかるようにします。
ママパパの表情、視線の先もよく観て、何を感じているかを察知します。
不安そうな様子が見られる場合は、それを解決できる言葉をかけましょう。
また、子どもの反応を見逃さないようにし、ママパパに伝えましょう。
動きが活発な子どもだけでなく、おとなしい子の様子もよく注意して、見逃さないようにします。
そして、子どもの様子が後でわかるような写真を撮ったり、メモを取ったりして、こまめに記録します。
メモは、講師セットの近くに用意し、教具を取りに行った際に、素早く記録します。
記憶ではなく、記録する、です。
(3) レッスンが終わったら
レッスンの後は、教室のご案内をしたあと、
アンケートを書いていただきましょう。
アンケート用紙と筆記具を用意して、
説明の後、すぐに書いていただきます。
このとき、クリップボードにセットしておくといいです。
アンケート用紙は、参加予定者より多めにコピーして持っていきましょう。
体験プレゼント動画をお送りすることをお伝えし、
そのページに会則へのリンクがあることを説明し
ご入会前に確認していただけるようにしましょう。
※会則は、必ず事前によく読んで理解しておくこと。
そして、1部プリントアウトして手元に用意しておきましょう。