先生の動きの仕掛け

 

カリキュラムの仕掛け

 
 

5.先生の動きの仕掛け

(1)瞬時に立たせる

2歳児キッズ、1歳児リトルのレッスンでは、子どもが立って行う
カリキュラムがあります。

このとき、ママパパがなかなか立たない、ということのないようにします。

ママパパも子どもも、サッと立たせることを意識しましょう。

ママパパがやる気満々で、サッと立つと、よい雰囲気になり
先生は、やりやすくなります。

このときの仕掛けは、タイミングよく、「さあ!立って!」と
声と手を使ったアクションです。

1回でスッキリと立てるように、勢いよく行ってください。

自分の声と手の動きを意識して、勢いよくオーバーに行わないと、
ママパパはなかなか立ちません。
(※動画2.キッズ おへんじの歌 最後を観て参考に練習しましょう)

(2)ベビーちゃんとコミュニケーションを深める

ベビーリトミックでは、ママパパが座った状態で、先生が、
ママパパとベビーちゃんのところを回って、
声かけする場面が多くあります。

このとき、座っているママパパ、ベビーちゃんと先生の目線を合わせながら、きれいに動くコツがあります。

それは、低い位置に身体を落として、一人ひとりの近くに行けるように、
膝をついて、後ろに置いた足で動く、という独特の動き方を行っています。
この膝と足の動きを、身につけましょう。
こうすると、一人ひとりの近くまで寄った状態で動けます。
(※動画2.キッズ おへんじの歌 参考に練習しましょう)

このとき注意することは、
先生が離れた円の中心で、コンパスのように
ぐるりと回る動きにならないことです。

正しい動きを身につけ、近くに行ってコミュニケ―ションをとりましょう。

見た目の所作も、きれいです。

ベビーリトミックのコミュニケーションにおいて、
大切なポイントになります。

 
 

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