仕掛けとは

 

カリキュラムの仕掛け

 
 

1. 仕掛けとは

リトピュア式リトミックは、楽しく子どもの才能を必ず引き出すレッスンです。

それができる理由は、カリキュラムと音源に、さまざまな「仕掛け」を
施してあるからなのです。

ここでは、その仕掛けについて学習していきます。

その仕掛けの一つひとつを先生が理解し、納得してレッスンを行って
いるかどうかで、結果は大きく違ってきます。

今一度、その仕掛けを深く理解し、レッスンでの伝えるマインドを
確かなものにしていきましょう。
それにより、子どもの成果が、ママパパとの関係が、生徒さん集客が、
大きく変わります。

では、大切なその仕掛けの本質と、するべきことを学習していきます。

(1)教えないレッスン

リトピュア式のレッスンは、「教えない!」でしたね。

習い事、先生、というと、「教える、教わる」と思いがちですが、
そうではありません。

教えようとする必要はなく、リトピュアの楽しい音楽と仕掛けにより、
自ら動きたくなる、「子どもの行動心理」を誘導できるレッスンと
なっています。
ですから、「教える」という考え方を、先生が持たないことが大切です。

楽しければ子どもたちは、自ら動きます。

自然に「できた!」が増えていく、という仕組みになっているのです。

(2)意味を理解し、そのまま行う

守っていただきたいこと、努力していただきたいことがあります。

それは、本部から毎月配信している指導動画と、マニュアルどおりに
レッスンすること。

「そのまま」「そのとおり」に、行うということです。

動画をよく観て、理解して「そのまま」実践してください。

たとえば、手あそび歌の一つひとつをとってみても、
音程や歌詞はもちろんのこと、手の動かし方、先生の身体の向き、
のり出し方、言葉がけ、etc…

全てです。

お話リトミックの3分間も、言葉、抑揚、間、めくり方、視線、
そのまま演じてください。

指導動画を数回観て、「だいたいわかった、できるできる!」
という状態で、レッスンに臨んでも絶対にうまくいきません。

少し違うだけでも、子どもたちのよい反応を引き出すことができず、
残念な結果になってしまいます。

カリキュラム動画でお見せしていることのすべてに、
仕掛けがあることをわかっておいてください。

レッスンを成功させるためには、「仕掛けを納得して、そのまま行う」

まず、このことを忘れずにいつも意識していてください。

リトピュア式リトミックには、レッスンを成功させるための
仕掛けがいっぱいあります。

その仕掛けの秘密を、この教科書では書きました。
再度、一つひとつを理解納得して、レッスンを進めてください。

 
 

本書の著作権は、リトピュアにあります。
本書の無断複写・複製は禁じられています。
リトピュアカリキュラムの無断使用は、いかなる場合でも認められません。

 

コピー禁止です