第2章

リトピュア式
幼児ピアノ指導法
認定資格講座

3歳からのピアノ指導にもう困らない

 

第2章
ピアノと仲良くなる鍵盤導入レッスン法:黒鍵・白鍵

リトピュアの矢島久美子です。

第2章は、【ピアノと仲良くなる鍵盤導入レッスン法 】です。

幼児ピアノでは、まず、子どもが鍵盤に興味を持ち、
ピアノと仲良くなることが大切です。

小さな手で、大きな重い鍵盤を弾く。

子どもの身になってみると、たいへんです。

でも、オモチャのように親しんで、愛着を持つことができたらいいですよね。

先生は、子どもがピアノとあそぶ感覚でいられるように進めましょう。

その方法を、解説していきますね^^

黒鍵と白鍵

まずは、ピアノに触れて、音を出してみましょう。

黒鍵でも、白鍵でも、グーで自由にトントンしていきます。

音が出る!

楽しい!

という気持ちにさせてあげましょう。

子どもはパターン認識をするのが得意なので、
黒いところあるよ、白いところあるよ、と誘ってみましょう。

ピアノは、黒鍵と白鍵からできています。

よく見ると、黒鍵は2つの集まりと、3つの集まりが交互にありますよね。

「先生と2つのお山、見つけていこうね。」と、

右手をチョキにして、

このように、歌いながら探していきますよ。

♪みつけよう みつけよう
ふたつのお山をみつけよう

チョキを、見つけた2つの集まりの黒鍵にのせます。

それから、指を3本出して
3つの集まりの黒鍵も見つけましょう。

♪みつけよう みつけよう
みっつのお山をみつけよう

このように、
2つのお山(黒鍵が2つ並んでいるところ)
3つのお山(黒鍵が3つ並んでいるところ)

を見つけていきます。

音程の高いところや、低いところ、
ピアノのいろいろな位置の黒鍵を、
見つけて遊びます。

動画でお見せしますね。

動画1:ピアノと仲良くなる <黒鍵 2つのお山 3つのお山>

【楽譜】
♪2つのお山をみつけよう
http://rito-pure.com/5star/piano/ritopure-piano-day0201.pdf

いかがでしたか。

繰返し動画を観て、実際に子どもがいる想定での
シュミレーションをしてください。

行っているのは簡単なことですが、
子どもの行動によって、動画のとおりにはいかないこともあります。

様々な子どもの行動を受止めながら、進めていけるよう
繰返し練習してくださいね。

鍵盤に親しみ、黒鍵を見つける

1.グーチョキパーの曲に合わせて、グー弾きします。

 ♪グーグーグーで、グーグーグーで
たたこうたたこう
ふたつのお山 ふたつのお山
トントントン トントントン

子どもが積極的にやろうとしている気持ちを受け止めて、
テンポや間合いは、様子をみて進めてくださいね。

ドを見つける

いよいよ指で弾きます。

ドレミファソラシドの「ド」の音を見つけます。

最初は、右手をチョキにして、

2つのお山を見つけて、ポジションを決めてから行います。

そして、先ほどの、「2つのお山を見つけよう」のお話をして、

そこから、お父さん指を出してドを探していきましょう。

 おとうさん指どこだ
 おとうさん指どこだ

 おとうさん指あった
 おとうさん指あった

 ドの音あった
 ドの音あった

 ドドド ドドド

と弾きましょう。

ここも、子どもの行動をよく見て、気持ちを受け止めて、
テンポや間合いは、様子をみて進めてくださいね。

動画でお見せしますね。

動画2:「黒鍵をみつける」「ドの音をみつける」

【楽譜】
♪おとうさん指どこだ
http://rito-pure.com/5star/piano/ritopure-piano-day0202.pdf

はじめて使うピアノレッスンの教本は、子どもにとって
嬉しいものです。

でも、いきなり教本を与えて進めなければいけない、
と思わないでくださいね。

教本がスムーズにスタートできるためにも、このようなレッスンを、
うまく併用しながら進めていきましょう。

 

第2章
ピアノと仲良くなる鍵盤導入レッスン法:黒鍵・白鍵

 

ここまでです。

ピアノと仲良くなる導入法3つのポイント

・グー弾きで、自由にピアノに親しむ
・黒鍵を2つのお山、3つのお山と歌で認識する
・ドの位置を覚える

動画を参考に、繰り返し学習していきましょう。

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