教具は、リトピュア式カリキュラムの代表的な仕掛けです。 リトピュアの教具は、「密着、愛着、定着」を理解し深めることで レッスン効果を引出せます。
レッスンを楽しく意欲的に行える仕掛けが、詰まっています。 ご紹介していきます。
わんくんカードなどを、カードという物扱いしないこと。 また、単なる動物でもなく、友だち感覚の存在になるようにしていきます。
そのためには、先生のキャラクターカードに対する扱い方、 会話などに充分に気を配ることが、重要です。
先生の動きや言動により、教具への愛着を高めます。
愛着のある教具で行うレッスンは意欲的になり、 力を定着させることにつながります。
教具が、レッスンの仕掛けとしての大きな役割を果たしていることを、 よく理解して、毎回のレッスンを行うことで、成果を引き出すことが できるのです。
愛着の教具に、さらに強い興味を持たせることができるのが 「教具バッグ」の存在です。
リトピュア教具の帆布地で作ったバッグは、仕掛けがたくさん詰まっています。ただ教具を持ち運びするバッグではないです。
・自立するバッグ ・間口が大きく開いて、中を見やすいバッグ
機能を考慮したオリジナルバッグです。
レッスンの流れの中で、 この教具バッグ自体が仕掛けなのです。
子どもがバッグの中の教具を見つけて、自分で取り出したり、 しまったりすることで、教具への愛着が深まります。
そして、褒めどころが生まれるのです。
「一人で取ってこられたね」「一人で片付けられたね」と、 その場面を見逃さないで褒めましょう。
教具バッグから自分で教具を取り出す、しまうという流れが レッスンカリキュラムの音楽の流れの中に、組み込んであります。
バッグの中からタンバリンを見つけて、取り出すのが難しい場合は、 ママパパに、取りやすいように、間口を広げていただき タンバリンがすぐ見えるようにしていただきます。 これも、簡単にできる役割をお願いして、ママパパの参加意欲を促す 仕掛けです。
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