それぞれのカリキュラムごとに、適した隊形があります。
隊形ひとつで、子どもの集中や興味のわき方が変わります。 隊形を、常に意識するこが大切です。
そのベストな隊形をつくるためには、タイミングよく、わかりやすく、 先生が伝えることが必要です。
伝えて瞬時にママパパと子どもに、動いてもらうために大事なことは
指導動画でも、毎回お伝えしていますので、よく観て行ってください。
では、主な隊形について確認します。
ラッシュカードやお話リトミック、お絵描きリトミックでは、 先生と対面に座らせます。
リズムステップや、キャラクターリズムカードでも、カリキュラムの 内容によっては、対面で座ることを指定しているときもあります。 ママパパと一緒に、子どもが先生の方を向いて座れるように促します。
フラッシュカードやお話リトミックのときは、先生の横に座ってしまうと 見えにくいので、前の中央寄りに座るように誘導しましょう。
はじまりの歌と、さよならあんころもちのあとは、小さな円になって 集まるようにします。
そのための仕掛けがあります。
「シュー バイバイ~」といいながら、大きく小さくを繰り返し、 最後にギューと円を小さくして、ストンと座る。
このとき小さな円になっている、という仕掛けです。
大きくなったり、小さくなったりするシーンでは、ワクワクするように 声をかけて動きます。
ママパパと子どもが、先生の話を集中して聴ける隊形をつくりたいからです。
小さな円とは、隣同士ができるだけ近づいて、隙間が開かない状態の円です。 その隊形になると、子どもが円から出ていきたくならないのです。
また、視線が先生に集まりやすく、子ども、ママパパ一人ひとりと目を合わせられ、話をよく聴く体制が整います。 これが、聴こうとする耳を育む仕掛けの一つです。
このように円を小さくする意味を理解して、小さくなって座れるように 促しましょう。 このとき大事なことは、先生が妥協して中途半端な円にしないことです。
もしも、座ったときに隙間が、目立つ円になってしまったら、 ママパパに、「小さくなってください」と声をかけて小さな円にしましょう。 妥協しない、です。
一番いいのは、「シューバイバイ~ ストン!」とシューの勢いで、 小さな円を楽しく自然につくることです。 (※動画1.キッズ 「はじまりの歌」を観て確認しましょう)
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