ベビーレッスンならではの、対応方法がいろいろあります。
ベビーの場合、ママパパが「うちの子何も反応していない」と思っていることが 多々あります。
動きとしては見えていても、それが反応だと思わないことがあるのです。 反応していることを伝えていかないと、ママパパは気づかないのです。
反応だと認めるか、ただの偶然だと思うかで、 その子の成長は大きく変わります。
ママパパが偶然だと思わずに「ウチの子すごい」と認めることが 子どもの成長につながります。
また、ママパパは、褒めるといいとわかっていても、どの様子をどんな言葉で 褒めていいかわからないことも多いです。
先生は、レッスンの前にママパパに「ベビーちゃんの反応をどんどん伝えるので、 一緒に褒めてくださいね」とお話しておきましょう。
ベビーレッスンの成功は、ママパパの意識づけです。
次に、そのために、先生が注意すべきことをあげていきます。
ベビーちゃんは、とてもたくさんの反応をしています。
笑顔になる ・ 手足を動かす ・ 顔を向ける 声を出す ・ 口をあける ・ 目線を動かす
これらすべてが反応です。 ママパパは、当たり前すぎて反応と捉えていないことが多いです。
これらのことを、音に反応して、音楽に合わせて、自らするのです。
すごいことですね。 それを、そのまま、ママパパに言葉にして伝えればいいのです。
そのとき、先生がその反応に感動して、心からすごいと思えれば ママパパも、我が子の反応がすごいと、実感して嬉しくなるのです。
先生は、反応に気づくことができるようになったら、次はそれを伝えることです
たとえば、ベビーちゃんがリズムを感じて足を動かしていても、 何も言ってあげていないと、ママパパは、ベビーちゃんの手足をつかんで、 動かそうとします。
そうすると、ベビーちゃんが自ら動かす反応を見ることができなくなります。 ママパパには、ベビーちゃんの肩や背中をトントンとしてもらい、手足をフリーに してあげると、何かしらの反応を見ることができます。
また、音楽のリズムに合わせて、ママパパがベビーちゃんに触れるシーンでは、ママパパに、「シューッと声を出しながら、触れてあげましょう」と 具体的に声かけをします。
ママパパがどうすると、ベビーちゃんが反応するかをわかりやすく 随時、伝えることが大切なのです。
たとえば、 「はあい、のところで、お口が開きましたね」 「足でリズムをとっていましたよ」 「笑顔になりましたね」
どうやって声をかけたらいいのか、できるだけ具体的に 伝えてあげることが大切です。
ママパパが「ほんとうにウチの子、反応していました!」 と実感できるようになります。
ママパパが観ていない、気づいていない反応も、 先生が気づいて、ママパパに伝えることで、 ベビーちゃんの「できた!」が生まれます。
いい意味で、先生がママパパを洗脳していくことが大切なのです。
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