自分の教室をどの地域に開くかを検討するとき、 まず、開きたい地域の情報を把握することが、大切です。
地域に詳しくなりましょう。
・対象年齢の子どもが多い地域か。 ・周囲に子どもが多い地域があるか。 ・子どもが集まるところが近くにあるか。 ・人の流れがあるか。
教室を開きたい!と思っても、対象年齢の子どもが極端に少ない地域や、 人の流れがあまりないところは、教室開催場所として適切ではありません。
対象年齢の子どもが多い地域だけでなく、そこに隣接した地域も 人の流れがあれば教室開催場所として候補に入れることができます。
情報を収集し、知った上で、教室開催場所を絞りましょう。
まず、その地域に、対象となる年齢の子どもが、どれくらいいるかを調べます。
これは、市町村の人口統計から調べることができます。
東京都品川区を参考例にして、調べ方を説明します。
1.「東京都品川区 人口統計」と入れて検索をします。 2.「世帯と人口-例月表【町丁別、男女別、年齢別】」を開きます。 3.「町丁別、男女別、年齢別」の最新をクリックします。
品川区では、これで、町丁別の年齢ごと(1歳刻み)の男女別人口が分かります。
表をスクロールしていくと、対象地域の中でも、どの町丁が0歳から3歳の 人口が多いかが、明確にわかります。
市町村によって資料は異なりますが、おおよその状況がわかる 統計資料はあります。
この数字は、会場を見つけるときや、チラシをポスティングするときの参考資料にもなります。
対象年齢の人口が多い町丁がわかったら、その中に教室として 適した場所があるかを探します。
対象延齢の人口の多い町だけでなく、そこから人の流れのある地域も 教室場所として探すといいでしょう。
また、開催したい場所を見つけたとき、その地域は、対象年齢の人口が 多いかどうか調べ、開催に適しているか検討します。
開催場所が決まり、体験募集チラシをポスティングするときにも この数値を参考にします。
ポスティングエリアは、対象年齢の人口が多い地域、町を中心に決めます。
会場探しも、ポスティングエリアも、ただ、なんとなくではなく、 実際に統計を見ることで、効果的に決めていくことができます。
教室開催地域の人口統計は、すぐ観られるように、 WEBのブックマーク(お気に入り)に追加しておきましょう。
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