第1章

リトピュア式
幼児ピアノ指導法
認定資格講座

3歳からのピアノ指導にもう困らない

 

第1章
幼児が30分集中できるピアノレッスンの基本

リトピュアの矢島久美子です。

第1章は、【幼児が30分集中できるピアノレッスンの基本】です。

まず「幼児の心理とピアノ」について、考えてみたいと思います。

小さな子どもにとって、
大きなピアノ、重い鍵盤、はじめて見る五線譜は、
どのように映っているのでしょうか。

きっと、大人が思っているのとは、感じ方が違うかもしれませんね。

子どもが、もし
・レッスンの途中で、ピアノから離れてしまったり、
・先生の用意した、可愛い絵や大きな音符の教材に
反応を示さなかったりしたら、
残念ですね。

ピアノが楽しい!好き!
と思ってもらうには
はじめてのレッスンは大切です。

先生は、
ピアノに向かってレッスンさせなければならない、
という思い込みから離れてみましょう。

最初に知っていただきたいのは、
幼児ピアノ指導は、年長や小学生くらいからのピアノ指導とは、
そもそも異なる、「別物」のレッスンだということです。

・音符が大きな教材を使えばいい?
・4分音符を、タンタンとリズム打ちするの?

そうではないのですね^^

その前の段階から、
ピアノの楽しさに引き込めるレッスンをしていきましょう。

まずは、ピアノに繋がる
指をフルに使った、手あそび歌 「1・5でたべよ」
ご紹介します。

この特徴は、

・指を即時に動かす
・リズムにのる

・歌、指の動きを同時に行う
・だんだん速くする
・スピード感で盛り上がって楽しむ

さまざまな要素を取入れられます。

先生もあそび心いっぱいで、楽しみながら
オーバーアクションで行う!

ここがポイントです。

動画:1・5で食べよ

ピアノの基礎力 「3つの絶対」

ここからは、幼児ピアノで身につけたい基礎力について。

脳が柔らかく吸収しやすい幼児期に、
リトピュアでは、「3つの絶対」を身につけていきます。

「絶対音感、絶対拍、絶対感性」 です。

ピアノレッスンはもちろんのこと、子どもの未来に繋がる基礎力です。

そして、なんと言っても、
子どもも先生もラクに楽しくピアノレッスンを行うために
役立つ力です。
意識して
いてくださいね。

【1.絶対音感】

リトピュアで育む幼児期の絶対音感レッスンは、音程がとれることが目的ではなく、

大事なのは、
「聴こうとする耳」を育み、「聴ける力」を身につけること
と考えています。

この「聴ける力」が身についていると、

・子どもが自分の弾くピアノの音を聴ける、
・先生の言葉が入ってくる

というように、集中力を持ってレッスンに臨むことが
できるようになります。

幼児ピアノで、絶対音感の基礎を育むことは、
・音楽を学ぶ基礎力が身につき
・レッスンを進める上で必要な、話を聴く力が身につく

この2つの効果を得ることができるのですね。


【2.絶対拍】

「絶対拍」とは、正しく拍をとれる力です。

リズム感が身につく基礎となります。

ピアノレッスンでは多くの場合、
音階読み、リズム譜読みができて、
まず楽譜を見て弾ける指導をしますね。

そして、曲想をつけ情感を込めて、感性豊かな演奏ができるように
していきたいですね。

ところが、いつになっても、譜読みができるようにならないと、
弾けるまでに苦労してしまいます。

でも、
4分音符、8分音符、伸ばす2分音符や全音符、
複合音符も、難なくとれて
短い時間で譜読みが完了し
楽譜がスッと読めたら

感性豊かに弾くことを楽しむレッスンができますよね。

そんな、本来のピアノレッスンを
行えるようにしていきましょう。

【3.絶対感性】

感性豊かなレッスンをする。

そのためには、まず基本となる

1.絶対音感
2.絶対拍

を身につけ、読譜に苦労しないようにします。

そうなることで、
3.絶対感性

この感性豊かに弾くレッスンに、入っていけるのですね。

第2章からは、
「3つの絶対」を育んでいくレッスン
具体的カリキュラムをご紹介していきます

ピアノが嫌いにならないで、音楽が好きな子を育んでいける
導入期のレッスンは大事です。

ピアノ導入期のレッスンが得意な
幼児ピアノ指導の専門家が増えていくといいな、と願っています。

その第一歩『幼児ピアノ指導法 認定資格』の取得を目指して
学習していきましょう。

第1章~第7章まで
具体的なカリキュラムをご紹介していきます。

 

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